1_原稿を書く【電子書籍の作り方(初心者向け)】
1 原稿を書く
スマホでも原稿のみなら書けますが、最終的には各種の書式を含ませるためパソコンで原稿を仕上げます。
1-1 wordの設定
以下の文章は原稿用紙だとイメージしやすいかなと思って「●マス下げる」とか書いています。でも原稿はパソコンで作成します。まずは書きやすくするためにwordの表示設定を変えます。
Wordの「ホーム」タブにある『→ 」』(編集記号)をクリックして薄いグレー色の有効状態にして、原稿中に編集記号を表示させます。
次にWordの「表示」タブにある「ナビゲーションウィンドウ」にチェックを入れます。
これで、目次のようなに階層構造が表示されるので原稿が書きやすくなります。
1-2 小説のような構成
私の場合は、電子書籍の小説のように以下の構成にしました。なお、表紙は原稿中には含みません。原稿とは別に作成し、電子書籍化するときに表紙と原稿を一体化させます。 ・表紙
・題名と著作者名
・まえがき
・目次
・本文
・あとがき
・奥付
表紙
画像などに題名と著作者名を入れた表紙画像を作成します。
題名・著作者名
・題名
1行目に上から2マスまたは3マス空けて題名を書きます。私の場合は3マス空けました。
・著作者名
2行目の下に著作者名を書きます。一番下に1マス空けて、その上に氏名を書きます。
名字と名の間にも1マス空けます。学校での作文作成方法では「題名」と「著作者名」の間に1行空けないのですが、私の場合は1行空けてしまった。
本書の著作権は岡村自由に帰属します。
2行目の下に著作者名を書きます。一番下に1マス空けて、その上に氏名を書きます。
名字と名の間にも1マス空けます。学校での作文作成方法では「題名」と「著作者名」の間に1行空けないのですが、私の場合は1行空けてしまった。
これらについて詳しくは、以下のサイトが参考になりました。
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出典:東北芸術工科大学
(2026年4月現在)
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まえがき
まえがきには題名を書き、まえがきの文章を書きます。
まえがきは紹介・宣伝文です。本文を読みたくなるような文章を書きましょう。
書き方は「題名」や「本文」と同じ。私の場合は「題名」と「まえがき」の間を1行空けました。
なお、私の場合は最後に以下の文章を付け加えてあります。
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本書はノンフィクションですが、プライバシー保護のため、登場する人物はすべて仮名としています。本書の著作権は岡村自由に帰属します。
本書の一部または全部を無断で転載、複製、共有、再配布、二次利用することを固くお断りします。
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著作権についての文章は書かなくても著作物を作成したと同時に発生する権利なので本来は書く必要はありませんが、著作権は侵害が容易であり、著作権を軽く考えている人に対する文章になります。
そうそう、他人の事を許可なく書いた電子書籍をその人に許可なく個人出版したら、裁判所に訴えられる可能性があります。必ず個人を特定できないように配慮した文章を書きましょう。訴えられないようにご注意ください。
その他に、個人出版する際は肖像権や著作権などの各種法令を遵守する必要もあります。
ちなみに、著作権違反の罰金は高いですよ~ 安易に権利侵害ができるため、その抑止力として高く設定されています。特に法人への罰金は最高で「億」単位ですよ。
目次
Wordで原稿中に作成します。題名は書式を『表題』にする。章のタイトルは「見出し1」、項のタイトルは「見出し2」にします。設定後に目次を入れたい場所でwordの「参考資料」の「ユーザー設定の目次」を選択して自動作成します。ダイアログボックス「ページ番号を表示する」チェックをオフにして、「アウトラインレベル」を1に設定し、目次を置き換えるかどうかを尋ねられたら「OK」をクリックします。
これで電子書籍作成時に認識してくれます。
目次の最後に改ページを挿入し、目次のページを区切ります。
本文
・章
私の場合は、改ページした1行目に上から1マス空けて章のタイトルを書きました。
・項名
1行空けた次の行に上から3~5マス空けて項名のタイトルを書きます。私の場合は、上から3マス空けました。タイトルが長くなるとタイトルが途中で改行してしまうためです。
・本文
1行空けて、その次の行に上から1マス空けて本文を書きだします。段落の最初の文章を書きだすときも1マス空けます。
・本文の改行と段落間隔
本文の改行と段落間に1行空けるのは、ネット上の情報では色々考え方があるようで、「純文学」ではあまり改行しないようです。
一方、「web小説・webエッセイ」などは改行や段落間に1行空ける「段落分け」を頻繁に行うことで、スマホで見たときに画面が文字でいっぱいに埋めつくされることがないように、読みやすさを重視しているようです。
私の場合は、話す人が変わるとき、時間帯が変わるとき、話題が変わるときなど1行空けて段落分けを行いました。その他に、強調したい一文は単独の段落にしました。また、テンポが良い文章の流れと強調を合わせ持ちたい部分は、そこだけ箇条書き文章の段落にしています。
1-3 電子書籍の原稿作成時の注意事項【重要】
小説などの電子書籍は縦書き文章のリフロー型にすることが多いので、原稿作成時は以下のような注意点があります。文字・数字・記号は全て全角としました。半角の文字などがあるとレイアウト崩れになることがあるようです。なお、kindle用の電子書籍の注意点もあり、せっかく作った電子書籍なのにレイアウトが崩れないように原稿作成時から気をつけることがあります。
ページ数
原稿中にページ数は表示させません。リフロー型だと文字サイズを変更できるため、ページ数が変わってしまいます。
数字は漢数字【縦書きの場合】
縦書きにする際に数字(小数点がある数字も)は全て漢数字にします。 ちなみに、縦書きでも「一~二時間」と書けるけど、私の場合は「一、二時間」にしました。
・2026年 → 二〇二六年
・1~2時間 → 一、二時間
・1/3 → 三分の一
・0.78 → 〇・七八
画像の挿入
画像の挿入は小説のように文章が中心で、画像は原稿中の一部分だけの場合の電子書籍を想定しており、1つのページ全体に画像を表示するやり方になります。
改ページをして1ページだけ何もないページを作ります(上手く行かない場合は1つのページに全角スペースを1つだけ入れて、それを削除すればよい)。そのページ内を左クリックして入力可能な状態にして、そこに画像を挿入します。画像を挿入する際はwordの「挿入」タブから行います。
本文中の改行【Kindle用】
本文中の改行は「enterキー」のみは使用しないでください。自動で次の行の一番上に1マス空白が入ってしまい、レイアウトが崩れるそうです。
なので、本文中に改行する場合は、「shiftキー」+「enterキー」を使って改行します。これは改行しても繋がった1つの文章として認識してくれるので、自動で余計な空白が入ることはありません。
ただし、「章」や「項」は必ず通常通り「enterキー」のみの改行を行います。「章」や「項」は目次を作成の都合上、指定の書式にする必要があるため。
ちなみに、通常の「enterキー」のみの改行では記号が『 」 』のような記号になりますが、「shiftキー」+「enterキー」とすると『 ← 』になるので区別できます。
※編集記号を表示させる設定にしている場合
ブックマークを追加する【Kindle用】
Kindleにはメニュー画面に目次を表示させて、どのページからでも好きなページに飛ぶことができます。実際に読んでいるとこの機能がすごく便利ですので、必ず設定しておきましょう。
原稿中の目次のタイトルである「内容」の文字ところで左クリックし、原稿に入力可能な状態にします。Wordの「挿入」タブのなかにある「リンク」セクションで「ブックマーク」をクリックします。「ブックマーク名」ボックスに「toc」と入力して「追加」をクリックすると「toc」という名前のブックマークができます。これでkindleのメニュー内に目次が表示されます。
なお、wordでも「toc」ブックマークを作成後に「toc」クリックすると目次のページに飛んでくれます。
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